日本では小さいころから友達をたくさん作って協調性を持って生活することを推奨する風潮があります。
しかし、人付き合いをすると疲れたり、自分のペースが乱れたりして、嫌になることはありませんか。人間関係に疲れて、もう誰とも関わらずに1人で生きていきたいと感じることもあるでしょう。
そこでこの記事では、人付き合いを一切しない場合のメリットとデメリットを紹介します。メリットとデメリットを比較して、どのように生きていくことがいいのか一度考えてみてください。
最低限の人付き合いとは
人付き合いをしたくないとはいえ、実際は普段の生活や仕事をする上で、誰とも関わらずに生きていくことは難しいです。
そのため、最低限の人付き合いは行った方がよいでしょう。最低限の人付き合いとは、自分にとって不利な状況にならない程度の会話や挨拶をすることです。
特に職場ではどんなに仕事ができても、周りから挨拶もしない変な人と認識されてしまうと仕事がうまく進められない状況になってしまうこともあります。必要以上に人と仲良くする必要はありませんが、最低限の人付き合いは行うことをおすすめします。
人付き合いを一切しないメリット
必要以上の人付き合いを一切しない場合のメリットを3つ紹介します。
①人間関係に悩まされない
1つ目は人間関係に悩まされないことです。
友達や職場の人と仲良くすると楽しいと感じる反面、立場や考え方の違いなどでもめて煩わしいと感じることはありませんか。人の悪口を広めたり、仲間外れにしたりするなどのいじめに合うこともあるでしょう。
特に職場での人間関係は転職活動の動機の中でも上位の理由になるほど面倒くさいと感じている人が多いです。人付き合いをしなければ、人間関係に悩まされずにすむでしょう。
②1人の時間を楽しめる
2つ目は1人の時間を楽しめることです。
人付き合いをしなければプライベートの時間を全て自分のために使うことができます。行きたくもない飲み会や仲良くしていたわけでもない人の結婚式などに時間やお金を使う必要がありません。
1人で好きなことを好きなタイミングで楽しむことができます。また最近では1人でも楽しめるような旅行やグルメのプランも増えてきています。
③自分1人でなんでも決められる
3つ目は自分1人でなんでも決められることです。
例えば友達と旅行に行く場合、行きたい場所が違ったらそれぞれの希望を叶えるプランで動く必要があります。しかし、1人で旅行に行く場合は全ての日程を自分の思い通りに決めることができます。
人と事前に予定を決めることなく、自由気ままに予定を立てて行動ができるため、フットワークも軽くなるでしょう。
人付き合いを一切しないデメリット
一方で、人付き合いを一切しないことのデメリットも2つ紹介します。
①困った時に助けてくれる人がいない
1つ目は困った時に助けてくれる人がいないことです。
普段から仲良くしている人がいれば、困った時に相談してアドバイスをくれたり助けてくれたりすることもあるでしょう。しかし、人付き合いがなく1人で生活をしていると、いざという時に誰も助けてくれない状況になってしまうかもしれません。
ただし、現在は様々なサービスがあるため、1人で生活をしていて困った時はプロの力を借りることも可能です。人付き合いをしない生活をする中で、いざという時に人に頼らずに解決するためのサービスは事前に調べておくとよいでしょう。
②さみしいと感じることがある
2つ目は、さみしいと感じることがあることです。
必要最低限の会話しかせず、誰とも話をしない状況をさみしいと感じる方もいるでしょう。さみしさを感じるのであれば、友達を作ることにチャレンジしてみてもいいですが、そもそも人付き合いをしたくないと考えている方は人間関係に疲れてしまったという経験を持っていることがほとんどです。
さみしいと感じる気持ちと人間関係の煩雑さを天秤にかけ、どちらを大切と感じるか考えてみましょう。
最低限の人付き合いだけでも幸せに暮らせる
日々の生活の中で人付き合いでストレスや疲労を感じてしまうのであれば、人付き合いを最低限にしてしまうのも1つの手段です。周りの人とあいさつや必要最低限会話などの人付き合いをして、あとは1人の時間を楽しむほうが幸せと感じる方も少なくありません。
今回紹介した人付き合いをしないメリットとデメリットを踏まえて、どのように生きていきたいのかを見つめ直してみてくださいね。