「私は内向型だからアルバイトに向いていない」
「いくつかのバイトをしたけれど長続きしない」
と悩んでいませんか。内向型の人は人と話したり関わったりすることが苦手に感じることが多いため、接客業などの不特定多数の人と関わる仕事だと疲れてしまいがちです。
しかし、内向型の人にも向いているアルバイトもあります。そこで、この記事では内向型の人におすすめのアルバイトを紹介します。
アルバイト選びに迷っている場合は、ぜひ参考にしてください。
内向型におすすめのアルバイトと具体例
内向型の人におすすめのアルバイトの特徴と具体的な職業について紹介します。興味があるものがあるか、確認してみてください。
接客が少ないアルバイト3選
1つ目は、接客が少ないことです。不特定多数の人と関わることが多い仕事は、内向型の人にとってはとても疲れてしまうことが多いです。できるだけ少人数の人とだけ関わる仕事の方が内向型の人は活躍できるでしょう。具体的な職業は次のとおりです。
- 回転寿司チェーン店:案内・注文・会計まで自動化されていることが多く、片付けなど接客がほぼ必要ないケースも多いです。外食チェーンの中でも機械化が進んでいるお店を選ぶといいでしょう。
- ネットカフェ:入退店時に案内することはありますが、基本的には清掃や片付けなどの仕事がメインです。24時間営業が多いので、昼夜問わずに働きたい人におすすめです。
- 家庭教師や個別指導塾講師:少人数の生徒と向き合って勉強を教える仕事です。他の仕事よりも時給が高めで、勉強に自信がある方におすすめです。
一人で完結するアルバイト5選
2つ目は、一人で完結することです。人と合わせて行動することが苦手な内向型の人は、一人でこつこつと進められる仕事が向いています。一人で完結できる具体的な仕事は次のとおりです。
- 試験監督:資格取得や模試などの試験会場で、試験問題を配ったり会場を設営したりする仕事です。週末に単発バイトで募集されることが多く、一度流れを覚えてしまえば難しくない仕事なので、人気があります。
- 倉庫軽作業:工場や倉庫で検品・仕分け・梱包などをおこなう仕事です。1つの作業を黙々と進めることが好きな人におすすめです。
- ポスティング:ちらしや広告を住宅の郵便受けに投函する仕事です。働いた時間による時給制と投函した数による出来高制の2種類の方法で報酬が支払われます。慣れると出来高制のほうが稼ぎやすいでしょう。
- 交通量調査:交差点や施設の出入口で、通った人や車をカウントする仕事です。ひたすらカウントするだけなので、人と交流することは全くありません。単発で募集されることが多い仕事です。
- 配達:飲食店に入った注文の品を個人宅やオフィスに運ぶ仕事です。個人で仕事を請け負うタイプだと、ほとんど人と関わることがありません。受け渡しの際も置き配を希望される方が増えているので、ほとんど接客することがなく、自分の好きな時間に働きやすい仕事です。
在宅でできるアルバイト3選
3つ目は、在宅でできることです。出勤するための時間や交通費が必要なく、自宅から一歩も出ずに働くことができます。
ただし、最近はPCを使うことが多いので、在宅でアルバイトをしたいのであれば、PCを持っておくことをおすすめします。具体的な職業を紹介します。
- 内職:シール貼り・袋詰め・ガチャガチャの景品詰めなど単純な仕事です。家に届いた材料を完成形にして送り返すので、直接人と関わることがありません。ただし、一つあたりの単価が安いので、大きな額を稼ぐことは難しいです。
- アンケートモニター:PCやスマホで登録して送られてくるアンケートやモニターに回答します。アンケートは1件あたり数円程度ですが、オンラインの座談会や個別インタビューは1時間~3時間で1万円前後の報酬が得られます。
- ライターや動画編集:PCを使って、文章を書いたり動画に音楽や字幕を入れたりする仕事です。最初のうちは単価が安いこともありますが、スキルを身に付けていけば単価を上げていくこともできます。
以下の記事も合わせてご覧ください。内向型が仕事できないのは嘘!強みを活かせる職業とは
意外と事務職は内向型に向いていない|体験談
内向型に向いている職業として、事務をイメージする方は多いでしょう。
筆者はWebライターをする前に事務職も経験しましたが、内向型の自覚がある方にはおすすめしません。
なぜなら必要な書類をもらうためにいろいろな社員との会話が発生しますし、事務の人をいわゆる「何でも屋」のように認識している社員がいれば、現在の仕事を中断して相手をする必要があるからです。
事務の人を何でもしてくれる人のように扱ってくる社員はたいてい悪気がないので、そのことを指摘することは困難です。
そこに加えて各種電話応対や外部の方とのやり取りがあり、人数が少ない会社でミスをしてギスギスしたときには自分を責めて疲れてしまう、という場合もあります。
自分のことを「内向型」と認識しているあなたにとっては、すべて苦手なことだと思うのです。
在宅ワークでWebライターを3年以上続けた筆者の体験談
結論から言いますと、在宅でWebライターの仕事をすることは筆者にとても向いていました。
いつどのタイミングで現場の方に声をかけてよいのか分からない、誰かが怒鳴られていることすらある、といった会社にいた経験のある筆者にとって、一人で黙々と仕事できることはうれしいものです。
今では長く続いている取引先もあり、多くのお仕事を任せていただいています。
Webライターは地道にコツコツと作業のできる方が向いているお仕事なので、似たような作業を続けることがしんどい方は向いていないでしょう。以下で、在宅ワークのWebライターが向いている人を紹介します。
- 上司や職場の先輩に話しかけるタイミングで悩んで疲れてしまう人
- 職場の昼休みが苦痛で仕方がない人
- 人に対して気をつかいすぎてしまう人
- 定期的に体のメンテナンスをする時間がある人
- お尻の筋肉がしっかりしている人
ちなみに最後はふざけているのではなく、まじめな話です。お尻の筋肉が衰えると腰に負担がかかったり筋肉痛になったりして、放置するとお仕事に支障が出るようになります。
在宅ワークとはいえチャットツールでのコミュニケーションが発生します。慣れないうちは「対面でのコミュニケーションの方が簡単だ」と思うかもしれませんが、文章でのやり取りが面倒でない人はWebライターに挑戦してみてください。
まとめ|内向的な人の特徴を活かせるアルバイトを見つけよう
内向型の人に向いているアルバイトを紹介しました。
アルバイトを通して自分の性格を変えたいと頑張ることもいいですが、自分の特徴にあった仕事を選ぶことで長期的に働きやすく、スキルアップができる可能性があります。ぜひ自分に合ったアルバイトを見つけてみてください。