在宅ワーカーの方は、しばしばマニュアル作りが必要になることもあります。
ライターさんを雇うブロガーの場合、記事に関して一定の品質を保つためにマニュアル作りが欠かせません。フリーランスで営業もしている方は、取引先に自分の魅力を説明するため提案書を作ることもあるでしょう。
本記事では、スライド資料の作成が簡単にできる生成AIツール「イルシル」をご紹介します。
【広告】パワポでスライド資料を1から作ろうと思ったらこの作業が必要
パワーポイントなどを使って分かりやすいスライド資料を自分で作ろうと思った場合、たとえば以下の作業が必要になってきます。
- 伝わりやすいデザインを学ぶ
- 伝えるべき相手と理由を決める
- 資料全体の設計図を作成する
- 伝わりやすい文章の書き方を学ぶ
- 伝える情報の階層を意識して組み立てる
- メッセージを1スライド単位にまとめる
- 構成案を第三者に確認してもらう
上記はリストで見るとそう多くないと感じるかもしれませんが、実際にはそれぞれの手順で細かい作業が必要となります。
スライド資料の作成をはじめる際、必要な作業は下記の通りです。
- 新しいファイルを作成する
- 必要なテキストを入力する
- 必要に応じて画像やグラフなどを挿入する
- 必要に応じてアニメーションを設定する
- スライドショーで全体のチェックをする
上記の通り、スライド資料の作成前にやる事も多いです。たいていの場合、スライド資料作成以外の業務がメインなので、資料作成にばかり時間を取っていられませんよね。
ちなみにイルシルでスライド資料を作る場合・・
ちなみにイルシルでスライド資料を作る場合、必要な作業は下記の通りです。「パワポでスライド資料を1から作ろうと思ったら・・・」の項目と比較してみると分かりやすいでしょう。
- スライドの作成方法を選ぶ
- (下記、AI作成の場合)AIチャットの質問に答える
- 指示にしたがってテーマと入れたい内容を入力する
- タイトルやAIへの指示文をチェックする
- 仕上がった内容をスライドに反映させる
- 必要に応じてAIで文章を生成する
- 必要に応じて手動でデザインや文章を調整する
もちろん作る内容やパターンごとの違いはありますが、基本的に上記の作業ができればイルシルでスライド資料が作れます。
AIに文章を作成してもらうときは、文章生成ボタンをクリックして必要事項を入力するだけです。その際に必要な内容は、ブログでいうところの「ブログタイトル」と「見出し」のようなイメージです。
ブログタイトルと見出しに近い内容を入力するだけで、AIが内容に応じたスライドを作ってくれます。
イルシルはスライド資料作成ツールなのであくまでもたとえですが、下記を参考にしてもらえばと思います。
- まったく未経験の人に最初から仕事を教えるイメージ→イルシル未使用
- 数年前に同じ仕事をしていた人へ久しぶりに仕事を教えるイメージ→イルシル使用
下記、公式アカウントの動画でもわかりやすく解説されているので、合わせてご覧ください。
スライド生成AI「イルシル」の特徴
イルシルは以下の特徴がある生成AIツールです。
- 無料トライアルがあり今すぐ始められる
- 文章の入力やテンプレートの選択で簡単に作れる
- アイコン素材やグラフなどが用意されている
- ユーザー数が3万人以上の使いやすいツール
- Googleアカウントでログインが可能
- プランにより作成した資料のPDF書き出しが可能
デザインテンプレートが豊富にそろっているので、自分で1からスライド資料を作成するときのようにデザインの勉強に力を入れる必要はありません。
イルシルの費用とできること
料金や機能 | フリー | パーソナル | ビジネス |
料金 | 無料 | 1,680円/1人 | 2,980円/1人 |
外部データ出力 | × | PDFとPPTXが可能 | PDFとPPTXが可能 |
作成ができるドキュメントの数 | 3個まで | 無制限 | 無制限 |
カスタマーサポート | × | × | 別料金、トライアル期間なら無料 |
おすすめの人 | 使用感を確認したい人 | 個人で本格的な作成を必要とする人 | チームでスライド作成がしたい人 |
商用利用 | 可能。テンプレートやイラストをそのまま配布、販売はNG | 可能。テンプレートやイラストをそのまま配布、販売はNG | 可能。テンプレートやイラストをそのまま配布、販売はNG |
イルシルを導入したらどうなるの?
作業量が多く難しい資料作りに頭を悩ませる時間が減り、会社や個人として利益を出すための作業に集中できるようになります。また、資料作りでイライラする時間が少なくなれば、その他の作業をするときに効率化がはかれるはずです。
今まで時間がなくて社内スタッフに資料の作成方法を教えていなかった職場でも、スタッフを集めてイルシルの操作方法を教えれば使えるようになるでしょう。「自分にもできそうなイメージ」や「自分が資料を作っているイメージ」ができるようになり、資料作りに関する苦手意識が軽減されます。
【広告】イルシルの良いと思った点
イルシルはAIでスライドのデザインだけではなく文章も生成してくれるツールですが、AIで生成した部分を自分で微調整できる点が良いと思いました。たとえば3つのボックスの中に文章が書かれているデザインを生成したとき、後から文章の量やボックスの大きさなどが調整できるようになっています。
また資料の作成方法も、AIを使った作成をするのか自分で作成するのか選べるようになっています。デザインパーツも後から一つずつ変更できるようになっていたので、これは便利だと思いました。
AIチャットへの応答や文章の入力などができる人なら使いやすいツールなので、筆者もマニュアルを作る機会があれば、イルシルを使ってみたいです。