社会人として週5日8時間働いている方の中には、長時間働くことに大変さを感じている方も多いと思います。
「働きたくないと感じるのはおかしい?」と不安に感じる方もいらっしゃるかと思いますが、世間一般的には働きたくないと感じている方が大半です。
そこで今回は、可能な限り労働時間を短くしたいと考えている方に向けて、労働時間を減らすための具体的な方法などをご紹介いたします。
長時間働くことに疲弊している方は、ぜひ参考にしてみてください!
週5日8時間勤務がしんどいのは普通の感覚
普段仕事をしている方の大半は、働きたくないと感じているかと思います。
特に日本の企業は、週5日8時間労働が一般的になっていますが、これは体力的にも精神的にも大変な労働時間の長さです。
ここからは、週5日8時間労働が大変に感じる具体的な理由を3つご紹介いたします。
長時間の労働は集中力を維持できない
まず1つ目の理由は、長時間労働は集中力が維持できないからです。
人間が維持できる集中力は、40分が限界だと言われています。
そのため、1日8時間労働というのは、人間にとっては非常に無理をしている状態なのです。
そのような状態で残業が追加されてしまえば、さらに負荷をかけてしまいます。
精神的にも身体的にも疲弊してしまい、集中力も低下してしまった結果、長時間の週5日勤務を大変に感じてしまうのです。
自由な時間が少ない
2つ目の理由は、帰宅後に自由な時間が少ないからです。
約8時間働いてから帰宅した後の自由時間は、多くても90〜120分といえるでしょう。
また、帰宅後に家事を行ったり通勤時間もかかったりするので、実質的に自由時間として確保できる時間は少ないです。
このように、自由な時間が少ないことが原因で職場で蓄積した疲労を回復することが難しいため、大変に感じる方が多いです。
プライベートと仕事の両立が困難
最後に3つ目の理由は、プライベートと仕事の両立が困難だからです。
上記で触れた家事以外にも、介護や育児などとの両立も考えなければなりません。
仕事で長時間拘束された上で、仕事以外の生活に必要なことを片付けるのは、時間が足りなくなることもあります。
そのようになった場合は、仕事を変えることを検討したり、正社員から時間に融通が利くパートに切り替えたりすることもあるでしょう。
しかし、仕事の変更などは収入面にも大きな影響を与えるため、中々踏み出せない方も多いです。
以下の記事も合わせてご覧ください。30代で「仕事を辞めたい疲れた」と感じるあなたへ|今だからこそ考えるべきこと勤務時間を減らす具体的な方法
ここからは、勤務時間を減らす具体的な方法を3つご紹介します。
日本における通常の勤務形態が週5日8時間勤務なので、勤務時間を減らすためには思い切った行動力が必要です。
しかし、仮に勤務時間を減らすことができれば、身体的にも時間的にも余裕が生まれるでしょう。
ぜひ以下の3点を参考にしてみてください。
労働時間が少ない会社を探す
まず、労働時間が少ない会社を探してみましょう。
近年は、週4日勤務の会社が増加傾向にあります。
厚生労働省の調査によると、週4日勤務を導入している会社は平成31年で7.7%だったことに対して、令和2年は8.3%にまで増加しています。
比較的創業が新しい中小企業の中で、この傾向がよく見られるといえるでしょう。
つまり、労働時間が少ない企業を探す場合は、中小企業に焦点を当てて調べてみてください。
しかし、現実はこのような企業はまだ少なく、仮に見つけられたとしても必ず就職できるとは限りません。
不確実ではありますが、そういった企業への就職にチャレンジしてみることも選択肢の1つです。
フリーランスになる・起業をする
労働時間を減らしたいという悩みを解決するのに最も現実的なのは、フリーランスになったり、起業をしたりすることでしょう。
通信機器が発達した現代では、WEB系のノウハウ・技術があれば、フリーランスで独立することも難しくはありません。
実際に、プログラマー・動画編集者・ライター・イラストレーターとして、フリーランスで働いている方は多いです。
また、収入が多くなってくると、起業も視野に入れられるでしょう。
フリーランスや経営者になれば、働く時間を自分の裁量で自由に決められるため、週5日8時間働くことから脱却することも夢ではないでしょう。
好きな時間に自分の裁量で労働することができれば、働く時間に縛られるというストレスを減らすことができます。
独立すると現在よりも短い時間でお金を稼げる可能性がありますが、大きな努力が必要になったり、リスクを背負ったりするという面も理解しておきましょう。
短期集中的に稼いで経済的自立をする
上記の方法よりもさらに難易度は高くなりますが、FIREをすると働く必要はありません。
FIREとは、Financial Independence, Retire Earlyの頭文字を取った単語で、経済的自立・早期リタイヤを意味しています。
短期集中的に一生分の生活費を稼ぎ、後は働かずに自由に暮らすという選択肢です。
具体的には副業をしたり、起業をしたり、投資をしたりなどをして一気に稼ぎます。
大量に稼ぐのは大変ですが、実際にFIREをしている方もいるので、不可能ではありません。
働くことがしんどい方には在宅ワークがおすすめ
上記でご紹介した3つの方法は、人によってはハードルが高いと思われるかもしれません。
しかし、その中でもハードルが低い方法が、フリーランスとして在宅ワークを行うことです。
近年はクラウドソーシングのサイトで在宅で行える案件が多く存在しているので、そのような案件を受注することで会社に出勤する必要もなくなります。
クラウドソーシングで受注できる案件には、専門的な知識が不要なライティングやデータ入力、高度な技術が必要なホームページ制作やプログラミングなど、さまざまな案件が存在するため、自分に合った案件を探して受注できます。
また、在宅ワークであれば働きながら子供の面倒をみたり、介護をしたりすることも可能です。
現在の環境で働くことがしんどいと感じる方は、ぜひフリーランスとして在宅ワークに挑戦してみましょう。
まとめ|週5日8時間勤務がしんどいのはおかしくない
今回は労働時間を減らすための具体的な方法などをご紹介しましたが、参考になりましたでしょうか?
働くことは人生の大多数の時間を費やすことになりますが、できるかぎり労働時間を少なくしたり、精神的な負担を減らしたりしたいと思う方が大半でしょう。
在宅ワークを行うことで、労働時間を自身で調整でき、精神面を安定させながら仕事に取り組むことができるため、おすすめの働き方だといえます。
週5日8時間勤務がしんどいと感じている方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。